2008-01-01から1年間の記事一覧

G8対抗国際フォーラム

http://www.counterg8forum.org/マイケル・ハート講演会「記憶と残像のない新自由主義空間」 http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/from/blog/2008/06/post-109/

映画「休暇」

もう6月になりました。12月25日よりAmazonにて古書販売を始めていますのでちょうど6ヶ月目に入るわけです。これまでに多くの皆様にご利用いただきました。ありがとうございます。 さて、今日は映画紹介です。6月7日から全国にて上映される映画「休暇」です。…

100歳に近づき、LSDの生みの親は、自らの「問題児」について考える

今年の4月29日、スイスのバーゼルで、102歳の化学者が天寿を全うし亡くなりました。サルコジのような保守派が「道徳的堕落」として指弾するカウンター・カルチャー・ムーブメントと浅からぬ因縁を持つこの老人を取材した記事をNew York Timesから紹介します…

The Times They Are A-Changing

ちょっと気分転換です。

68年5月のバリケードは未だフランスを二分する(後半)

「68年5月のバリケードは未だにフランスを二分する」(後半) しかし、こうした記念には、洒落た悪ふざけも存在する。デザイナーのソニア・リキエルとアニエスbは、あらゆる雑誌で1968年5月に対する見解について議論しているし、どのチャンネルをつけても、…

68年5月のバリケードは未だフランスを二分する(前半)

今回の記事はニューヨーク・タイムズからです。内容的にはとても分かりやすいかと思います。 サルコジという存在が68年を抜きには語れないという指摘は面白いです。ニューヨーク・タイムズ 08・4・30Barricades of May ’68 Still Divide the French「68年5月の…

68年をめぐる対論② アラン・トゥレーヌとマルセル・ラカブ(3)

「1968年若者は私生活をわがものとした、2008年犠牲者であるということが幅をきかす」L:反抗の原動力になった、性的な関係(sexualite)は、それ故、国家に対して保護のための抑圧的な法を要求する女性に道を開いたということですね。ML:それは、今日全ての人…

68年をめぐる対論② アラン・トゥレーヌとマルセル・ラカブ(2)

AT:フランスは、200年間教会と国家の闘争によって、支配されていたことを付け加えておきましょう。人口の半分は、国家の側にいて、リベラルであり、残りの半分はカトリック教会の側にいて、保守的です。68年では、学生の大半は、中産階級の出身で、そこでは…

68年をめぐる対論② アラン・トゥレーヌとマルセル・ラカブ(1)

今回の討論はリベラシオンからです。1968:la jeunesse s’empare de la vie privee. 2008:la victimisation fait la loi 「1968年若者は私生活をわがものした、2008年犠牲者であるということが幅をきかす」Liberation紙 2008年3月29日AT: アラン・トゥレーヌ …

68年をめぐる対論(後半)

「68年をめぐる対論(前半)」の続きです。H:ピエールは68年の共産党の振る舞いに対する批判めいたものをしました。ダニエル、あなたは、当時のJCR(革命的共産主義青年同盟)の役割をどう評価しますか?DB: 正確な規模の点から言うと、JCRは、300人の若造で、…

68年をめぐる対論(前半)

フランスの「五月革命」40周年まであとわずかですが、今回もこの「五月革命」に関する「対論」をご紹介します。「68年5月 対論 学生についての論争」 Humanité誌 4月5日付Pierre Zarka : 以下PZ プロフィールは、先の「この出来事は、自由への道を開いた」を…

「明らかにされたもう一人のフーコー」(後半)

以下の文章は「明らかにされたもう一人のフーコー」(前半)の続きになります。 なお、末尾のコメントはピエールによるものです。 - こう考えると、ポール・ヴェーヌが見事に示しているように、フーコーの方法は、非常に謙虚なものである。一般的で普遍的な…

皆様、はじめまして。

Amazonにて古本を販売し始めてちょうど半年が過ぎました。 本格的な古本販売とまでは全くいきませんが、人文系の専門書を中心に少しずつ販売しています。 ほんとに微々たる販売です(泣)。 せめて自分の本代くらいは捻出できればといいなと思い、始めること…

「明らかにされたもう一人のフーコー」前半

前回に続きフィガロの記事を紹介させていただきます。 今回は時間の都合上、半分のみの紹介となります。さて、前回同様、フランス語修行中のピエールによる訳です。 今回は、どうやら苦戦を強いられているようです。英語などと違いその独特の言い回しがある…

五月革命に関するインタビュー記事より

フィガロ紙に下記のインタビューが掲載されていましたので、掲載しておきます。 現在、フランス語修行中の丁稚1号(ピエール)が書いてくれたものです。 (誤訳があるかもしれませんが、その際はご指摘くだされば幸いです)«Ces événements ont ouvert la vo…